そのブロガーたちに、『リスクも背負わないで小銭稼ぎするならやめちまえ』と言いたくなる。
(cf:ブログアフィリエイト:やってはいけないこと5項目+忘れてはいけないこと3項目)
アフィリエイトブログや商材紹介サイト、私的日記サイトの管理者の大半は
WEB上に発信することの恐怖(炎上)や、責任(誰からも参照されても良い文章か否か)を
まったく意識することない、気概の無いブロガーだろう。
そんなブロガーを誰が排出したのか。
その原因は、テレビメディアとブログサイトだ。■ブログでの発言のしやすさは見かけだけだ
どれだけの人が渋谷駅のスクランブル交差点で、
自分の意見、疑問、主張を大声で問いかけることが出来るだろうか。
たぶん、ほとんどの人が出来ないのではと思う。
(かく言う私も場合によってはその1人であるが。)
WEB上では気安く書けるのに、なんで?
WEB上の匿名性が都合が良いから、と答える人がいるかもしれない。
WEBはリアルに比べて、クローズな社会で、友達に打ち明ける気軽さがあるから、と答える人もいるだろう。
確かに一見すると、WEB上の社会ではクローズであるがゆえ、リアルな社会よりも気概を捨て、力抜いて発言できる。
だからこそ、小銭稼ぎが目的だけの商材を無責任に紹介するサイトが多かったりするのだろう。
また、「会ったこと無い人はマイミクお断り」宣言をmixiで掲げている人が多いのは
WEB=クローズという気持ち(願い?)が一般的に大衆に浸透しているからではないだろうか。
しかし、検索という技術によって、WEBは決してクローズな社会では無いのが事実。
(mixiも、検索方法によってはクローズではないのだ。)
そして、そのWEB=クローズという見かけに惑わされ、
リアルな社会のパブリックな場所で無責任な発言をすると叩かれるのと同じように
WEB上でも同じことが起き得るということが忘れ去られている。
■ブログでもある程度の気概と心構えは必要なんだ
実際、明らかに心構えの無い、責任も負わない小銭儲けや個人サイトは掃いて捨てるほどある。
しかし、そういうサイトはいづれなんらかの制裁を経験するだろう。
(今はだれも興味を示さないため、批評もされていない。。)
あるブロガーさんが問いかける。
Webに発信する「心構え」がありますか?
それは、WEBというパブリックな場所で発言する心構えである。
私なりに言い換えると、WEB上でリアルとは別の人格を形成する際の気概である。
その問いかけをしているのは以下の記事である。
書くことと読むことの越えられない壁<<デジタル独り相撲 さん
ちなみに、上記記事の火種となったのが以下の2記事である。
そろそろ何かを書いてもいい時期<<北の大地から送る物欲日記さん
ウェブ上に何かを書くときに気をつけること<<北の大地から送る物欲日記さん
■だれがWEB上での発言のしやすさを低め、ゴミの増加を助長したのか
WEBを使うにあたり、一般の人は、無料ブログサイトで自己表現をしたり
企業のWEBサイトで情報を閲覧したりするだろう。
それらサイトを良く見てみると
「誰でも簡単にブログが作れる」だとか「誰でも簡単アフィリエイト」だとか
垣根を下げているコピーが存在しているのだ。
別に、WEBの利用の垣根を下げることが悪いことではない。
垣根を下げ、いろんな人が使うようになったら、そこに一定のルールがあってしかるべきだ。
「チェーンメールは送信してはいけません。なぜなら・・・」
「WEB上に個人情報を載せるのは気をつけましょう。なぜなら・・・」
「ブログを書くときは、WEB上のオープンな社会を気に掛けましょう。なぜなら・・・」
そういうルールというよりも教育が不足している。
その教育が不足しているまま、
WEB上に人を呼び込む姿勢を変えないテレビ・広告メディアやブログサイトはいかがなものか。
■WEBの将来はどうなるか
「WEB2.0」というコトバで表されている今のWEB社会。
SNSやブログでのワタシとアナタの繋がりといった概念が含まれているらしい。
そして最近のムーブメントとして起こり始めているのが、ソーシャルブックマークやソーシャルニュースなどサービスだ。ワタシとミンナとのつながり広がりを持っているようで、個人の趣向に特化した形態。
これがWEB3.0になるのかもしれない。
その狭間で増えていくWEB上のゴミ。
宇宙に漂うスペースデブリのように、回収される計画がなく、ひたすら増え続けている。
もしWEB4.0というコトバが出てくるのであれば、
それは、ワタシとミンナで楽しむためのなんらかのサービス。
そのサービスを開催する事前準備として、
ワタシの部屋のゴミ掃除とパーティーの準備といったところだろうか。
■これからも情報を発信するにあたり
出来る限りWEBサイトから、ゴミが出ないように
コンテンツ(ネタ)には十分な注意を払いながら発信をするべきだと思う。
普段私が拝読させていただいているサイトさんが
この記事を読んでサイトの方向転換をしてしまわないことを願っている。
(いや、確実にありえないだろうがw)
ご意見、ご指摘などありましたら、ぜひコメントをおねがいします。
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